土木科 Q&A

Q.「土木の仕事」って何をするの?
A.土木とは、私たちが生活する上で欠かせない社会基盤(道路・鉄道・橋・トンネル・ダム・河川・上下水道・公園など)を計画・設計・施工・管理する技術です。土木の仕事は、社会基盤を整備することから、ほとんどが公共事業になります。よって土木の仕事とは、自然条件及び環境に与える影響や安全性・経済性・耐久性を考慮し、安全で快適な社会基盤を創る仕事です。


Q.土木と建築はどうちがうの?
A.土木は社会基盤(道路・鉄道・河川・上下水道・公園等)が対象であるのに対して、建築は建物が中心です。土木の技術で社会基盤を整備し、その上に建築の技術で建物が造られます。


Q.土木を勉強するのに数学が苦手でも大丈夫?
A.土木構造物を設計したり施工するには、数学や物理の知識を必要としますが、中学生の基礎的な数学や理科が理解できれば、特に問題はありません。環境に配慮しながら安全で快適な社会基盤を創るには、幅広い知識と技術が要求されます。


Q.土木科ではどんな勉強をするの?
A.地図を作製したり構造物の位置や高さを測る「測量」、土木構造物の力学的性質を学ぶ「力学」、土の性質や強さを学ぶ「土質」、水の流れや水圧を学ぶ「水理」、設計図面を作成する「製図」、作業や実験などを行う「実習」などがあります。


Q.土木科から4年生大学に進学できるの?
A.毎年、工学部土木工学科系の大学へ進学しています。また、土木系以外の大学にも進学は可能です。